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【イギリス大学院】Pre-sessional course(プリセッショナルコース)は何やるの?役に立つ?

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イギリス大学院進学で英語力に不安を抱える皆さま!

イギリス大学院にはプリセッショナル(Pre-sessional cource)というイギリス修士課程で学ぶ上での英語力の土台を築くコースがあることをご存知でしょうか?

 

条件付き合格をもらっている方はIELTSのスコアを満たせなくても、この事前コース(プリセッショナルコース)に通い合格をもらうことで、無条件付き合格になる制度もあります。

 

またスコアを満たしていても英語が不安でPre-sessional courceから通う方もいます。

 

今回はリーズ大学の英語事前コース(Pre-sessional cource)に10週間通った筆者が、プリセッショナルコースでどういったことを学んだか、また本コースはどのような環境なのかをレポートします。

 

(ちなみにプリセッショナルに加えて、他にも英語力に自信のない方向けイギリス大学院進学ルートがあります!こちらから)

www.leedsleodis123.info 

 

英国大学院事前コース(プリセッショナルコース)は90%がアジアから

イギリス大学院の英語事前コース(pre-sessional cource)の受講者は90%以上がアジアからの学生です。またその90%が中国からの学生です。授業初日すごく驚きました。

 

私が中国人ばかりで驚いたことを教授に伝えると、「例年どこもこんなもんです。」と言ってました。やはり人口規模が大きい国さすがです。中国人の他には日本から、タイからの学生がいました。

 

イギリス大学院英語事前コースでネイティブとの会話を楽しみたいと思っている方は期待外れになるかもしれません。ただ現在世界で話されている英語の70%くらいはノンネイティブ同士の英語と言われています。いい訓練にはなると思いますし、中国人と友達になっておくといいことたくさんあります!(後述)

 

事前コース(プリセッショナルコース)で習うこと

イギリス大学院の英語事前コースで習う内容は、主に以下の通りです。(リーズ大学のPre-sessional courceの例ですが、どこも大体同じだと思われます。) 

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英国大学院プリセッショナルコースで習ったこと

Academic integrity は盗用など学問世界での不正行為について学ぶことです。イギリスの学問の世界ではどのようなことが不正行為になるのかについて学び、絶対に違反を起こさないよう教育されます。

 

これは、日本の学問の世界より厳しいです。特に盗用についてはかなり厳しく査定しています。イギリス大学院で課題を提出する際、ほとんどの大学でターニティンというシステムを使うと思いますが、このシステムはネット上の文献、加えて過去他の大学で提出されたエッセイ、自分が過去に提出したエッセイについてまでAIで巡回し盗用を発見しようと試みます

 

ある教授はパラフレイズ(言い換えをする)際に、4words以上同じ単語を続けないようにと指導してました。こうした厳しい姿勢がイギリス大学院にはあるので英語事前コース(プリセッショナルコース)でも徹底的にAcademic integrity を叩き込まれます。

 

Academic integrityについて詳しくはこちら

www.leedsleodis123.info

 

英語でのエッセイの書き方ですが、これについては日本でしっかりと学んできている方はあまり目新しいものはないと思います。1パラ1アイデアやパラフレイズの仕方、パラグラフの構成(イントロ→ボディ→結論やパラグラフ内の主張→具体→結論といった感じです)を学びます。

 

私は学部時代にイギリス人教授から指導を受けていたこともあり、あまり新鮮味はありませんでした。(しかしこの基本構造がとても大切なんですよね、、イギリス大学院本コース課題で痛感します、、笑)

 

イギリスの教育文化については英語でのディスカッションの仕方やノートの取り方などの訓練を受けます。プリセッショナルコースで学んだときは結構教えてもらった通り実践できて調子に乗っていたのですが、、、いざ本コースが始ますと、ネイティブがたくさんいるディスカッションでつまずきました。もう少しpre-sessional course(プリセッショナルコース)でちゃんと学んでおけばよかった、、、、

 

Vocabularyについてはもうただひたすら覚えるのみということはありますが、アカデミックライティングに適した語彙から、Scienceに適した語彙(環境学専攻だったため)の使い方を学びました。

 

ノンネイティブ向けに主に英語のライティングでこんなツールあるという紹介もありました。主に語彙に関するものが多かったでしょうか?プリセッショナルで教えてもらったツールをイギリス大学院本コースでも使っているのでとても役に立っています。

 

教えてもらったツールはこちらから

www.leedsleodis123.info

 

 

イギリス大学院英語事前コース(プリセッショナルコース)の構成と実際に出された課題

私は10週間リーズ大学でプリセッショナルコースを受講しました。その時のコース構成をお伝えしまします。

 

最初の4週間では主にイギリス大学院の環境に慣れることや、英語全般のスキルアップを中心に行いました。なのでクラスメイトの専攻も各々バラバラで学ぶ環境でした。

 

後半の6週間は、環境学専攻の人たちだけで構成されたクラスで授業を受けます。内容も環境学に役立つ語彙を学んだり、課題も専攻テーマに近いものになります。

 

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プリセッショナルコースで出された課題

上記が10週間の英語事前コース(プリセッショナルコース)で出された課題です。イギリス大学院の本コースで出された内容と同じような課題をプリセッショナルコースでも経験しました。

 

プレゼンやグループ発表などの機会もあり、本当に修士課程でも役に立ったと思います。

 

プリセッショナルコースの採点ですが、私の大学はほとんどプリセッショナルコースの合格が約束されている感じでした。なので顔見知りは全員合格です。

 

他大学では本コースへの進学を認められない方も若干名いるのかもしれませんが、プリセッショナルコースは落とすためのコースではなく、英語力をあげて修士課程に無時に挑んでもらうためのコースです。普通にやれば合格できます!!(保証はできませんが、エージェントや経験者の話を聞くと他校も同じような感じなのではと思っています。)

 

イギリス大学院英語事前コース(プリセッショナルコース)役に立つのか?

 プリセッショナルコース利点①

同じ専攻または近い専攻の方と友達になれることがまずメリットです。プリセッショナルコースで築いたネットワークがイギリス大学院の本コースでもとても役に立ちます。

イギリスの大学院はグループでのディスカッションや発表が多いです。友達が少ないと心が折れそうになるので(笑)。

 

また中国人ネットワークに入っておくことをお勧めします。毎年かなりの中国人がイギリスの大学院に留学しており、知見・情報が彼らのネットワークたまっているのです。

 

大学近くのおすすめのお店から、過去のテストのことまで豊富に情報を持っているので是非仲良くなりましょう。同じアジア人として仲良くしてくれます!!(We chatアカウント作っておくのプリセッショナル受講者は必須です笑)

 

プリセッショナルコース利点②

イギリス大学院の環境に慣れることが二つ目の利点です。やはり英語力がちゃんとあっても、教育文化の違い(ディスカッションの多さやエッセイの書き方の違いなど)に戸惑う方も少なくありません。

 

そういった意味でイギリス大学院の事前コースではそうした環境に慣れるための導入としてたくさんの情報を得ること、また体感することができます。スムーズにイギリス大学院本コースの環境にも適応できるでしょう。

 

プリセッショナルコース利点③

イギリスでの生活に慣れる&行政手続きを落ち着いてできることが第三の利点です。Pre-sessional course(プリセッショナルコース)の間に大学周りの環境を把握し、おすすめのお店をまわることもできます。

 

また行政手続きもイギリス大学院本コースに入る前に完了できることは大きなメリットです。BRPの登録・受け取り、NHSへの登録、口座の開設、大学への正式登録など手続きがたくさんあります。これを修士課程の授業が始まると同時にやるのは結構大変です。

手続きの注意点はこちらを参照⇓

www.leedsleodis123.info

 

英語事前コース(プリセッショナルコース)のコスパは??

結論からいうと考え方次第といったところでしょうか。上記のメリットに加えて毎日英語に触れる環境にいることとメリットもたくさんあります。

 

ただやっぱり学費・滞在費を考えると高くつきます。プリセッショナルコースで習う内容も日本で学習できないことはありません。ネイティブとの会話の機会が少ないのもマイナス要素でしょうか。

 

ですが高いIELTSを何回も受けるくらいなら英語事前コース(プリセッショナルコース)と考える方もいるでしょう!(私はこっちの考え方ですし、後悔はしていません。)

 

自分の金銭面や英語力・異文化適応力を考慮して決めるのが得策と思います。
英語苦手な方はプリセッショナルコースも視野に入れて充実したイギリス大学院生活を!

 

その他イギリス大学院(修士課程)に関する情報はこちら