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【イギリス大学院】どんな課題出る?課題内容と採点基準の実例公開

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イギリス大学院進学を考えると、お金の問題、英語の問題等、様々不安なことも出てくると思いますが、ちゃんと卒業できるのか?課題の難易度は?評価は厳しいの?というのも不安に思うのではないでしょうか?

 

そこで今回は、イギリス大学院単位取得のキーとなるエッセイ課題について私が経験した実際の課題をもとに採点基準などにも触れながら解説していきたいと思います。

 

まずはイギリス大学院で一般的に用いられるグレード制度について、その後私が実際に経験した課題、たくさん受けてフィードバックをもとにエッセイのポイントをお伝えします。

 

(筆者は英語の事前コースも受けた"The英語できない人"ですが先日、大学のジャーナルにエッセイ掲載されました!英語できない人でもpointをしっかり押さえればよいエッセイ書けます!)

 

 

イギリス大学院で用いられるグレード(評価)指標

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イギリス大学院で用いられるグレード(評価)指標

イギリス大学院では授業で出される1つ1つの課題、またその授業の総合評価まで上画像のグレード段階で評価されます。最高評価のDistinctionを皆が目指しますが、これを各課題でとれるのはほんの一握りの人だけです。

 

大体公表される各課題の平均点が60前後であり、私の評価や周りの人の情報から65~55ぐらいに集中しているみたいです。

 

イギリスの大学(学部生)は40~50がPassとされてますが、さすがは大学院で単位取得要件を厳しくしているのが分かります。

 

イギリス大学院で私が経験した全課題数を紹介

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イギリス大学院で筆者が経験した課題数

イギリス大学院で筆者が提出または発表を課された課題の数です。環境学でフィールドワークを重視するコースにも属していたため、インタビューやアンケートは私特有のケースかもしれません(笑)

 

テストが少ないのは私のスクールの特徴でした。同大学でもビジネススクールの科目はテストが多い印象です。ただイギリス大学院全体としてエッセイの課題重視度が増している傾向にあるようです。※スクールとはおおよそ日本の「学部」の意味です。

 

エッセイの数が多いのが分かっていただけるでしょうか。テストのある科目を選んでもイギリス大学院では最低一回は中間エッセイを書かされます。イギリス大学院でよい成績をとるにはいかに良いエッセイを書くかとイコールです。

 

(科目ごとの単位要件課題や私の時間割についてはこちらをご覧ください。)

www.leedsleodis123.info

 

ではイギリス大学院のエッセイ課題はどのようなものが出るのでしょうか。以下で見ていきます。

(※私の専攻は環境学で一応理系MScなのですが、ガッツリ理系のラボレポートとは異なると思います!!逆に文系科目の人は私が経験したものと似た形のものが出ると予想します。)

 

イギリス大学院で実際に経験したエッセイの問いと評価基準 

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イギリス大学院で筆者が経験した課題と評価基準

上画像が課題として提示されたエッセイのお題と採点基準です(採点基準とそのウェイトはほとんどの場合事前に公表されます。)

 

上記の例もそうですがイギリス大学院では授業やセミナーで学習した理論をもとに自分の主張を展開していくというエッセイ課題がほとんどです。よって授業や授業のために読んだリーディングにプラスして自分の意見を構築する材料集めのため、さらに大量の文献を読むことになります。

 

上記の採点基準で注目していただきたいのが、1つだけウエイトが40%になっていることです。理論と自分の主張を展開する事例との融合をどう説明するかということに力点を置いた採点システムになっているのが分かります。

 

これは今回紹介した事例だけでなくイギリス大学院で出されるどのエッセイ課題でも共通することであり、採点シートでは多くの教授方が強調されている部分でした。

 

イギリス大学院のエッセイ課題で高評価をもらうポイント

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イギリス大学院のエッセイで高評価をもらうポイント

緻密な定義づけがもたらす融合と一貫性

先ほども書いた通り理論と事例あるいはあなたの主張がどう融合していくかという部分に力を注いでください。そのうえでその主張がエッセイを通しCoherent(一貫している:エッセイのフィードバックでよく見る単語です)であることを意識します。

 

上記を達成するために定義づけを大事にしてください。最初にどう言葉やその理論を定義すかによってエッセイの出来が決まるといっても過言ではありません。

 

例えば、私は環境学専攻なのでよくSustainable development定義するということがよくありました。ですがこの定義は人によって学者によっても異なります。私も各エッセイごとに自分の主張と合うように定義づけをしてました(もちろん学術的なソースをもとに!)

 

ある教授にエッセイを相談しに行った時も(その時はSustainable scaleという理論を使おうとしていたのですが)Sustainable Scaleを君はどう定義するの?それが大事だよ!それでエッセイ変わるよ!と言われました。

 

どう定義するかは人それぞれです。学者によっても違います。もちろん学術的にしっかりとした材料やロジックをもとに提示しなければなりませんが、

 

自分の主張を展開していくためにどう定義付けをしていくのか?、これを深く考えるとイギリス大学院のエッセイでよい点数が取れると思います。

 

イントロダクションでの交通整理

私がよくフィードバックで指摘されたのがイントロダクションの部分でした。イントロダクションは自分が各テーマの導入部分でもあると同時に、そのエッセイや小論文がどういった路線をたどっていくかの道しるべにもなってなければなりません。前期のときは私はイントロが整理されていないと何枚ものフィードバックを受けてしまいました。

 

イントロの交通整理は以下のような感じです。

 

、、、書くテーマについての導入を終えた後に、、

「○○は△△であるor ○○は△△のように変化している [エッセイの主張]」

「(それを描写してくために)第一部では○○についての定義づけを行いながらどのような変遷&議論をたどってきたのかを見ていきます」

「続けてどうして○○が△△になっていったのかを文献をもとに考察します。」

「最後に□□という事例をもとに□□の事例で上記の理論がどう働いているかを検証していきます。」

 

といった具合が一例です。エッセイの形式によってもこの部分は少し違いの出てくるところでしょうが、イントロを読んで読者が、ここに筆者は問題提起または主張を作り、このように説明していくんだなというのが分かるようにします

 

イギリス大学院ではノンネイティブ向けの配慮も少しある?

ある教授は「Masterの課題ではUndergraduateより英語面ではすこし甘く見ます。International Studentの数が違いますから」とはっきり言ってました。

 

本記事で紹介した例はアカデミックライティングのウエイトが20%でしたが、実際に他の科目の評価表を見ると多くは10%になってたりします。

 

Native並みの英語を書くよりきちんとした論理構成の方がイギリス大学院では100倍大事です。実際Nativeでも点数が伸び悩む人は数多くいます。ノンネイティブでも努力すればDistinctionも出るので頑張りましょう。

 

私が使っていた英語ライティングに役立つサイトはこちらから

www.leedsleodis123.info

今回の記事が参考になれば幸いです。

 

その他イギリス大学院に関する情報はこちら