こんにちは。今回はイギリス大学院留学1年で2つの寮を経験した私がイギリス留学の寮生活のメリット・デメリットと事前にチェックすべきポイントを解説します。
イギリス留学予定者でシェアハウス借りようか、寮にしようかなど迷っている方に参考にしていただければと思います。
- 【イギリス留学】寮生活のメリット① たくさんの人と交流できる
- 【イギリス留学】寮生活のメリット② ネット環境が比較的安定
- 【イギリス留学】寮生活のメリット③ 宅配や郵便の受け取りがラク
- 【イギリス留学】寮生活のメリット④ ネット料金や光熱費の心配なし
- 【イギリス留学】寮生活のデメリット① やはり騒音
- 【イギリス留学】寮生活のデメリット② 火災報知機が頻繁になる
- 【イギリス留学】寮生活のデメリット③ ランドリーの取り合い
- 寮を決める際にはHPとGoogle mapとSNSでチェックしよう
【イギリス留学】寮生活のメリット① たくさんの人と交流できる
寮に入ればキッチンなどをシェアしているフラットメイトだけでなく、寮の全ての住人と交流の機会があります。
寮では定期的にイベントが開かれます。映画鑑賞会やおしゃべり会、寮のお金でパンケーキ屋さんを呼んでパンケーキ食べ放題パーティーなど(笑)。寮を取り仕切るイベンターみたいな人がいるのでちょこちょことこうした機会があり、たくさんの留学生や実家から離れているイギリス人などと交流ができます。
【イギリス留学】寮生活のメリット② ネット環境が比較的安定
寮の管理は管理会社などに大学が外注しているケースがほとんどですが、大学が所属留学生向けに抱えている寮なので、ネットは大学のネットワークを敷いている場合がほとんどだと思います。
大学のネットワークはかなり安定しています。寮ではない普通の家に住んでる留学生はネットが安定しないとたびたび言っていましたが、大学の寮では新型コロナウイルスの影響で全生徒がオンライン授業に移った環境でも比較的安定していました。
また通信が遅いといったこともほとんど感じることがありませんでした。
【イギリス留学】寮生活のメリット③ 宅配や郵便の受け取りがラク
イギリス大学の寮はほとんどの場合、レセプションがあります。そこで通販や実家から送られてくる荷物など不在時でも預かってくれるので、いちいち再配達を手配したり、荷物が無くなったりなどの心配がありません。
イギリスの宅配業者は日本ほど親切ではありません。不在時に荷物がだれでもアクセスできる場所に放置されていたり、再配達の手配がなかなかできなかったりなど、トラブルも多いと他の留学生からよく聞きます。
寮では一括で荷物を預かってくれ、いつでも取りに行けるので安心です。
【イギリス留学】寮生活のメリット④ ネット料金や光熱費の心配なし
これは当たり前の利点ですが、寮の契約にはネット使用料や光熱費などがあらかじめ盛り込まれてますので、どれだけ使おうが心配ありません。
普通の家を借りたりシェアしたりすると、慣れない地での契約手続きや、ハウスメイトとの料金の分割などでトラブルが起きやすくなるかもしれません。
ただ寮は大学が管轄しており、彼らにとっては大事な収入源なので料金が高く設定されている場合も多いです。
【イギリス留学】寮生活のデメリット① やはり騒音
やっぱり騒音は寮生活の最大のデメリットでしょう。キッチンでフラットメイトが騒いでいる声や上の階の足音や音楽が聞こえやすいのが寮の特徴でもあります。
また寮の一室でパーティーとやっていることも多々あるので、そうした場合は結構騒音が気になります。
私は修士生専用の棟に入居しましたのでそこまででしたが、学部生棟は結構パーティーパーティーな感じが外からでも確認できました(夜になると一室からネオンが笑)。
【イギリス留学】寮生活のデメリット② 火災報知機が頻繁になる
なぜか火災報知器が頻繁になります。1か月に2~3回くらいのペースでなってました。夜中に起こされたこともあります。イギリス他大学の人のエピソードですが、就活のWEBテスト最中に火災報知地機が鳴ったこともあったようです。
たくさんの人が住んでいるので火災報知機が鳴る可能性が上がるのはもちろんですが、学生の中にはやはりやんちゃな人もいます。煙草を部屋で吸ってしまったり、学生複数人で暮らしていればキッチンの整理がつかずボヤ騒ぎということもあります。
イギリス学生寮の火災は珍しくないようで、そうした背景から私の2つ目の寮では1週間に一度訓練のため火災報知機を鳴らしていました。
【イギリス留学】寮生活のデメリット③ ランドリーの取り合い
洗濯機が思うようなタイミングで使えないのがストレスたまりました。特に私の2つ目の寮では、洗濯機はキッチンになく(イギリスの家はキッチンにあるところが多い)、ランドリー場(ランドリー棟:建物自体が別になっていた) に行かなくてはならない構造でした。
10個洗濯機を500人以上でシェアする形だったので夜の時間帯は、洗濯機置き場に寒い中行くが、全部埋まっていて引き返すということも多かったです。
さらにランドリーのクレジットが寮の契約に入っていて、最初70ポンドほどのクレジットが付与されたのですが、一回の洗濯料金からいってとても1年間分のクレジット料金からはかけ離れており、皆追加チャージをしていました。
寮を決める際にはHPとGoogle mapとSNSでチェックしよう
寮を決める際はまず大学ホームページでどのような設備なのかをくまなくチェックしましょう。契約はどういった形なのか、トイレ・シャワーは部屋についているか、部屋と共同スペースには何が備え付けられているかなどはホームページだけでも十分情報収集できます。
しかし寮の評判(壁が薄く騒音が響きやすいか?周りの施設の騒音は?寮全体的にきれいで掃除が行き届いているか?)などはホームページには書いていないでしょう。また私の例のようにランドリー施設の詳細などもホームページには書かれていないことが多いです。
そんな時はGoogle map で寮の施設名を入力し検索してみましょう。結構イギリスはGoogle mapの口コミ投稿が盛んです。寮に関しても過去の入居者がたくさん口コミを投稿してくれています。私の入っていた2つの寮もGoogle mapで100件ほどの口コミ投稿がありました。「壁が薄すぎてだめだ」、「過去最高の寮だ」などの口コミが発見できます。
加えてFacebookに現在入居している方向けの寮の公開グループがある可能性もあります(結構な可能性であります)。寮の名前で検索をかければヒットするかもしれません。実際に私の寮は公開グループがあり、次年度入居を考えている方が質問を投稿しているのを頻繁に見ました。さらにこの寮グループにはイベントの投稿もあるので、過去に該当の寮でどのようなイベントがあったのかまで分かります。
またその他気になることがあれば、ホームページ記載の公式メールアドレスに問い合わせてみるのもいいと思います。親切に対応してくれるはずです。 反応は多分日本ほど早くないですが、、、
第0週目(welcome week)には寮のキックオフパティ―もありました。