今回はイギリスの大学院修士課程に在籍する私がグローバルイシューをフォローするために常に参照しているサイトを紹介します。英語の多読教材にもなります!
まずは私が本記事で紹介するサイトを積極的に見ている理由ですが、
①英語の勉強になる
ー 単純に英語ソースの文献を見ることで英語の勉強(多読)になります。
②授業についていく・貢献するため
ー 世界課題・世界課題の現状をフォローしていることは、ディスカッション・セミナー形式中心のイギリス大学院の学びについていくために重要です。
③大学院での学びをさらに進化させていくため
ー 大学院の授業で学んだ理論などを実際の事例に当てはめて応用練習です。こうした考えが、課題のエッセイでも生かされます。
主に以上の三つです。グローバルイシュー(本記事では、世界情勢・世界経済・グローバルビジネスなどの時事から環境問題・教育問題・格差問題などの世界規模社会問題まで幅広い意味で使っていきます)をフォローするには英語ソースの文献で早い情報を得ていくことが重要です!
日本の学生にもぜひ見てほしいサイトです。
若干イギリス・欧州よりのサイトが多いのはご容赦ください(笑)
- グローバルイシューをフォローする英語多読用サイト①
- グローバルイシューをフォローする英語多読用サイト②
- グローバルイシューをフォローする英語多読サイト③
- グローバルイシューをフォローする英語多読サイト④
グローバルイシューをフォローする英語多読用サイト①
The World Economic Forum
一つ目はThe World Economic Forum(世界経済フォーラム)のウェブサイトです。日本ではダボス会議といったほうが伝わりやすいかもしれませんね。
本サイトの優れた点は本当にたくさんのトピック(50個近く)に対し記事を出していることです。そして記事の内容も論文やレポートをもとにしたアカデミックな物から、鋭い分析を展開する独自レポートまでハイクオリティです。
まさにグローバルイシューをフォローするための生きる英語多読サイトです。たまにロイターの記事などを横流ししていたりもしますが(笑)
トピックの幅広さはすごいです。世界経済情勢から、最先端技術(ブロックチェーンやIOT)の世界事例、環境問題や教育・子供問題などのソーシャルな物まであります。訪問すればおそらく興味のあるトピックに出会えるでしょう。
また比較的読みやすい英語で書かれているのも魅力的です。国際社会で活躍している非ネイティブの方も多く記事を執筆しており、英語ライティングの観点からもとても勉強になります。すらすら読めるので英語多読教材にもってこいです。
サイト構成が少し分かりずらいのが欠点でしょうか(笑)、トップページにもたくさん記事がありますので、どれか記事をクリックしていただくか、「Agenda」から一つ記事をクリックすると「Filter」が右側に表れると思うのでそこからトピックを選択できます。トピックの多さに驚くはずです!!
The World Economic Forumのサイトはこちら
グローバルイシューをフォローする英語多読用サイト②
GZERO Media
「G7」ならぬ「Gゼロ」の概念を提唱した世界的国際政治学者イアン・ブレマー氏率いるシンクタンクが運営しているサイトです。
世界情勢や時事・グローバルイシューを独自の観点から鋭く分析している記事を数多く掲載しています。基本的なスタンスはリベラリズムの推奨といった感じでしょうか!もしかしたら、好き嫌い分かれるサイトかもしれません。
本サイトで私が一番気に入っている点は、ビジュアル情報をうまく使い世界の新しい切り方を提案している点です。例えば以下のようなファーウェイのサプライチェーン分解を試みた記事など
コロナウイルス問題でも鋭い独自分析記事を数多く執筆しているので見てみてください。日本の話題が出てくる頻度も他の英語メディアと比べると多い気がします。
GZERO Mediaはこちら
グローバルイシューをフォローする英語多読サイト③
The Gurdian
やっと普通の新聞社を持ってきました(笑)。イギリスの大手新聞社ガーディアンのサイトです。アプリもありスマホでもサクサク読めるので電車内などでの英語多読に適しています!
ガーディアンもアカデミックな物からグローバルイシュー・イギリス時事まで幅広く記事を掲載しています。サイエンス系、アカデミック系の記事も新聞社ですが多いです。
私は環境開発学専攻なので「Enviroment」や「Science」、「Cities」、「Development」などのトピックタブを多く使用しますが、クオリティが結構高いです。サイエンスのタブを用意し、記事数・クオリティともにここまで担保している新聞社は他にはないのではないでしょうか?
最新の論文を引用したものやシンクタンクが発表したレポートを引用してあったりとかなりためになる記事が多いです。
そしてイギリス大学院進学を考えている方、全員フォロー必須なのが「Education」のトピックタブです。イギリス大学の最新情勢やニュース、ランキングが掲載されています。ガーディアン社のランキングはイギリス国内では結構重要視されているランキングです。
特にこのコロナ情勢でイギリス大学界が荒れているのでその辺の情報を得るのに一番いいサイトだと思います。
1つマイナス面?は本記事で紹介しているサイトの中でダントツで英語が難しいです。イギリスのインテリ層が結構読むジャーナルだそうで!
いい勉強にはもちろんなりますよ!!
The Guardianはこちらから
(※)いきなり購読案内が出てきてしまうかもしれませんが、Not nowやLatterを選択すれば普通にスルー出来ます!しつこく出てくるかもしれませんが、無料で読める記事数に現状制限はありません。
グローバルイシューをフォローする英語多読サイト④
BBC
凄くベターなのを持ってきました(笑)。ですがやっぱり言わずと知れた世界的メディアです。あらゆる時事ネタ・グローバルイシューをフォローしていますし平易な英語で書かれています。
ニュースサイトではありますが、環境問題や最新のサイエンス話題などけっこうアカデミックな物も扱っていることも多いです。一日のアップデートもかなり多いので英語多読サイトとして普通に重宝します。
普通のBBCもいいですが、BBC Radioも結構面白く、リスニングのいい勉強にもなります。個人的にはディープなサイエンストピックを扱っていたりするBBC Radio 4 がおすすめです。公式サイトでもLIVEが聞け、Podocastがたくさん転がっているので是非見てみてください!
BBCサイトはこちらから
以上イギリス大学院修士課程に在籍する私がグローバルイシューをフォローするために使用しているサイトでした。英語の多読教材にもなりますので是非見てください!
英語ライティングで役立つWEBサイト紹介しています。