こんにちは、現役イギリス修士生の「さっぽこ」です。
今回は私が授業課題のエッセイやレポート・論文を書く際に重宝しているWebサイトを紹介します。どれも私のつたない英語力を助けてくれるものです。
筆者はプリセッショナルにも通った英語できない人ですが、何とかツールを使いながら修士課程では最高評価のDistinctionをもらってます。
ぜひ参考にしてみてください。
- 英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト①
- 英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト②
- 英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト③
- 英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト④
- 英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト⑤
英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト①
英語ライティングを助けてくれるWEBサイト一つ目は「Corpus of Contemporary American English」です。皆「コーパス」と呼んでます。
このサイトはあるワードを打ち込むと、その単語と相性のいい形容詞や動詞(collocation)を提案してくれるサイトです(ほかにもたくさんの用途がありますが)。
英語でエッセイや論文を書く際に同じ単語を使い過ぎていたり、適切な形容表現が思いつかなかったりするときがあると思います。そうしたときに活躍するサイトです。またこのコーパスはアカデミックな文献を大量にデータベースとして抱えているので、英語のアカデミックライティングに適した語彙を提案してくれます。
今回は「poverty」(貧困)を例に見ていきましょう。
まず上画像の「List」「Chart」「word」「Browse」から「word」を選び、povertyと打ち込み検索をかけると下画像になります。
Collocationをクリックすると画像のようにリストとなって出てきます。
エッセイ内で「貧困を減らす、なくす」と書きたいとしましょう。
「Reduce poverty」が真っ先に思い浮かんでくると思いますが、このサイトを参照すると「combat poverty」や「eradicate poverty」、「alliviate poverty」、「eliminate poverty」(※「貧困の撲滅」から「貧困の軽減」まで強度の違いはあり)などよりアカデミックなワードでかっこよく文章が書けちゃいます。
また形容詞も貧困の深刻さを表現するときに「extreme poverty」(極度の貧困)、「persistant poverty」・「chronic poverty」(慢性的な貧困)、「widespread poverty」(広範囲にわたる貧困)など様々表現ができることも学べます。
Corpusはこちらから
英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト②
英語ライティングで役立つWEBサイト二つ目はマンチェスター大学が運営する「Academic phrase bank」です。このサイトはネーミングの通り、アカデミックな英語ライティングで役立つフレーズ・表現を蓄積しています。
本サイトではアカデミックライティングでよく使う表現場面ごとにカテゴライズされているのです。
例えば本文中で分析結果や先行研究を比較する際に役立つフレーズ(上画像)や、先行研究の不十分な点を指摘する際に使う表現(下画像)などといった具合にリストアップされています。
これらの例の他にも分類がたくさんありますが、本当にこのカテゴライズが絶妙で、イギリス大学院の課題をこなす際に重宝しています。
IELTS受験者は「トレンドを示す際に役立つ表現」などもいいかもしれません。
University of Manchester のAcademic phrase bankはこちらから
英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト③
英語ライティングで役立つWEBサイト三つ目は、「Thesaurus.com」です。これはかなり有名どころなので説明はいらないかもしれませんね。同意語・言い換えを提案してくれるサイトです。(画像の例がよくなかったですね、動詞のほうがいいですね、、)
検索をかけるだけで大量の語彙を提案してくれるので、ぱっと調べるときにいいかもしれません。
ただ、たくさん提示してくれるのはいいですが、使いたい意味と合致していない単語を提案してくることもしばしばです。イギリスの教授には「このサイトを使うのはいいが、必ず一回自分でその単語の意味や例文を調べること」と念押しされました。
その欠点を少し補ったものが④で紹介するサイトです。
「Thesaurus.com」はこちらから
英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト④
英語ライティングで役立つWEBサイト四つ目は「Merrian Webster dictionary」です。辞書ではありますが、本サイトのThesaurus機能がいい機能です。
用途は③と同じく言い換え・同義語の提案ですが、このサイトは単語の意味ごとに適した同義語を提案してくれます。同じ円単語でも2~3個意味を持っている場合がほとんどだと思います。その意味に応じて同義語を提案してくれるのです。
私はこちらのほうが使い勝手がいいので③よりも④のこのサイトを多く使います。
「Merrian Webster dictionary」はこちらから(同義語検索の場合はDictionaryではなくThesaurusになっていることを確認!)
英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト⑤
英語ライティングで役立つWEBサイト➄つ目は、「Grammarly」というサービスです。こちらも結構ポピュラーなサービスです。知っている方も多いでしょう。自動でスペルミスや文法ミスなどを見つけてくれます。この手のサービスにもう一つ「Ginger」というサービスがありますが、どっちも使った私の経験から言うと「Grammarly」の方がおすすめです。
有料版と無料版の両方がありますが、無料版でもそこそこのクオリティーを保っており英語でエッセイや論文・メールを書く際にお勧めです。
以上英国修士が愛用する英語ライティングのためのWebツール5選でした。
留学に向けて英語リーディングを増やしたい方ぜひこちらも見てみてください。