こんにちは!今回はイギリス大学院の第0週目 Induction week(大学によってはwelcome week?)とはどのような物なのかを紹介していきます。
本記事では私が在籍するリーズ大学で経験した話をもとに解説していきます。
- イギリス大学院のInduction weekとは?
- イギリス大学院のInduction week① スクール全体のガイダンス
- イギリス大学院のInduction week② 留学生用のガイダンス
- イギリス大学院のInduction week③ 図書館のガイダンス
- イギリス大学院のInduction week④ 寮のイベント
- イギリス大学院のInduction weekそのほかの特徴
イギリス大学院修士課程の年間スケジュールはこちらから
イギリス大学院のInduction weekとは?
Induction weekとは授業が始まる週の1週間前にガイダンスなどを行う週間です。おそらくほとんどのイギリスの大学であると思います。
上記の写真は2019年リーズ大学のSchool of Earth and Enviromentの一例です。同スクール内でもプログラムによって違いました。
下記でどのようなガイダンスがあるかを紹介します!
イギリス大学院のInduction week① スクール全体のガイダンス
進学先大学院の所属スクールスタッフによるガイダンスが行われます。イギリスの大学はでかいのでスクール(学部)が大きな力を持っていてスクールごとのガバナンスで大学全体が成り立っています(レファレンススタイルなども学部によって違ったりします)。
テーマごと何回かに分けて行われますが、内容としてはスクールの体制について(オフィスの場所から連絡先、教授陣などの紹介)、所属スクールののアカデミック・インテグリティについて、一年間のスケジュール、所属スクール実施のフィールドワークについて(Scholol of Earth and Enviromentだったため)などの内容です。
アカデミック・インテグリティについて2時間ガッツリと授業があったのが驚きでした。
アカデミック・インテグリティについてはこちらから
イギリス大学院のInduction week② 留学生用のガイダンス
国際センターによる留学生向けのガイダンスもあります。様々ある手続きについてが主な内容です。そして留学生が早くイギリスの生活になじめるように、キャンパス近郊の施設案内や様々なSociety、Activityの案内も行われました。
Bank letterはいつもらえるのか、BRPはいつもらいに行けばいいのかは聞き漏らさないように!!
手続きについてはこちらから!(日本国籍保有者だからの例外もあります!)
イギリス大学院のInduction week③ 図書館のガイダンス
これはイギリス修士の方にとっては結構重要なガイダンスでした。図書館リソースの使い方(どうやって本を探すか、大学アカウントでどうやって有料のソースに無料でアクセスするか、統計ソフトの大学アカウント使用方法、マスターレベルの論文の書き方)を学びました。
おすすめの論文検索エンジンなども教えていただき大変ためになりました。
イギリス大学の図書館は結構重要な役割を担っており、統計ソフトに関するワークショップや英語ライティングの相談などを各スクール横断的に担っており、図書館を使う以外にもお世話になるはずです。
イギリス大学院のInduction week④ 寮のイベント
留学生が集う寮のイベントもあります。写真は私が滞在した寮が第一週目に行ったガイダンス兼ディナー会の様子です(無料ブッフェでした笑)。寮の使い方などのレクチャーを聞き(みんな聞いてた?笑)からの寮の住人でテーブルを囲みディナーです!
こうした会の他にもプチイベントが何個もありました。
イギリス大学院のInduction weekそのほかの特徴
この時期はキャンパスがにぎやかです。ドミノピザが無料券を大々的に配っていたり、Societyの勧誘も行っていたりします!無料でご飯が食べられる機会がたくさんある笑!!
所属スクールによってはInduction weekに軽いフィールドワークをすることもあります。私は実際に遠足みたいなフィールドワークをしました。
楽しむのももちろん大事ですが、上記で紹介したガイダンスにはできるだけ全部出るようにしましょう!!重要なことを結構しゃべってくれます!後日できたばかりの友達から聞くのもいいですが、自分で正しい情報をかき集めることはイギリス大学院生活の重要なポイントです。(特に最初にできる友達は留学生同士で(ノンネイティブ同士で)、少しずつ情報が間違って伝達される現象が多々あります!!)
大学によってInduction weekは様々な特徴があると思います。大事な情報を吸収しつつ、到着したばかりの緊張をほぐす期間として有意義に過ごしてください!